【GGST】初心者のための対戦攻略

こんにちは!ぽいずみです。

この記事では、「GUILTY GEAR -STRIVE-」の対戦における戦い方について考察します。

攻めについて

コンボ

「ギルティギア-ストライブ-」も例に漏れず、格ゲーにおいてコンボができるというのは対戦において最低限必要な条件となります。

一口にコンボといっても多くのルートが存在するため、最低限マスターしておきたいコンボは二種類で、①遠S等のけん制技からのノーゲージコンボと②赤ロマンキャンセルからのコンボです。

まず①について、ほとんどのキャラで遠Sや2Sが安定したけん制技としての役割を担い、実戦でもよく使用することになります。これらの技で相手に触ることができたとき、しっかりとコンボを完走することで安定してダメージを稼ぐことができます。けん制技からのコンボとしては、コンボ完走時にダウンを奪えることが理想です。

次に②について、赤ロマンキャンセルは発動時にゲームの動きがスローになるため、トレモで練習したコンボを落ち着いて決めることができます。テンションゲージが50%あればどの技でもコンボの始動となり得るため、実戦でも使用する機会が多く、何よりトレモでも練習成果が目に見えてわかるため楽しいです。赤ロマンキャンセルからのコンボとしては、コンボ完走時にウォールブレイクできることが理想です。

これらのコンボを習得することができれば、次点で近S始動の最大ダメージコンボや対空からのコンボ、さらに高みを目指すならばキャラ限定コンボを練習していけば良いと思います。

「ギルティギア-ストライブ-」は全体的に火力が非常に高く、理論上最大火力を無理に狙わなくても無難なコンボを完走できるだけで大ダメージを取ることができます。ミッションモードで紹介されているようなコンボでも全く問題ないので、まずは安定して完走できるコンボを習得することが重要です。

起き攻め

ダウンを奪うことができれば、基本的に毎回起き攻めは狙うようにします。

起き攻めの方法として、近Sを重ねるのが無難で強いです。近Sがヒットすればもちろんそのままコンボ、近Sはガードされてもこちらが有利を取れるため、遅らせでさらに近Sを重ねたりダッシュして投げを狙ったり必殺技で揺さぶったり、状況に合わせて様々な選択肢を使い分けます。

相手キャラがノーゲージ無敵技を持っておらず、テンションゲージが50%未満なら深く考えず近S重ねでOKです。(覚醒必殺技でも無敵技を持っていない「ザトー=ONE」や「ハッピーケイオス」相手ならテンションゲージが50%あっても関係ありません。)

問題は相手が無敵技を持っている場合ですが、この場合は不用意に近Sを重ねに行くとリバサ無敵技で返されてこちらの攻めが終わってしまいます。この場合は近Sが届くけど投げは通らないくらいの距離で一瞬様子見でガードしてから攻撃するという選択肢が出てきます。この選択肢は相手の起き上がり最速暴れに勝てないため、相手がどの程度リバサ無敵技を狙ってくるかは読み合いになります。

リバサ無敵技はくらってしまうと面白くない展開になってしまいますが、避けたりガードしたりすることができれば最大火力のコンボを叩きこむチャンスにもなります。無敵技を警戒しすぎて起き攻めを狙わないとせっかくダウンを奪った優位が失われてしまうため、様子見を選択肢に交えてしっかりと距離を詰めるようにします。

テンションゲージ

攻めにおけるテンションゲージの主な使い道は、①ウォールブレイク狙いの覚醒必殺技、②中段崩しからの赤ロマンキャンセルコンボ、③投げを外した時の紫ロマンキャンセル、④ウォールブレイクやリーサルを見据えての赤ロマンキャンセルになります。

攻めとしての理想の使い道は①で、覚醒必殺技でウォールブレイクすることで起き攻め+ポジティブボーナスというかなり有利な状況を生み出すことができます。

②について、中段攻撃は基本的にヒット後に各種技がつながりませんが、赤ロマンキャンセルにより大きなコンボダメージを狙うことができます。

③について、投げを空振ってしまったときのフォローが目的です。ロマンキャンセル時に相手の動きがスローになる性質を利用して、投げの空振りモーションを見て攻撃を仕掛けてこようとした相手を逆に攻め返すこともできます。投げを狙いに行っている行動がそもそも攻めになっているため、それが失敗したときのリスクを安全にケアできると考えればテンションゲージの使用用途としてはありです。

④について、おそらく最も無難な使い方です。同じ50%消費でウォールブレイクするなら赤ロマンキャンセルより覚醒必殺技が理想ではありますが、覚醒必殺技で相手を運ぶことができる距離はキャラによって大きく異なるため、大きく相手を運ぶことができる赤ロマンキャンセルコンボの方が実戦で使いやすいです。リーサルを見据えては文字通りで、あと少しで相手を倒しきれるというときに赤ロマンキャンセルでダメージを伸ばします。

守りについて

ガード

相手の攻撃をガードしたときのゴールは①相手との距離が離れる、②相手より先に動ける状態になることです。

①は相手の攻撃が届かない距離まで離れて再び立ち回りに戻った状態のことです。テンションゲージを消費してしまいますがフォルトレスディフェンスを張ることで比較的容易に目的を達成しやすく最も無難な方法です。相手が中段やダッシュからの投げ等で崩しを狙ってきたらバックステップ、ジャンプ、投げ抜け等で仕切り直すことも狙います。

②の相手より先に動ける状態とは、例えば全キャラ共通である中段技のダスト等、ガードしたときに攻撃した側が不利になる技をガードしたときを指します。相手が中段やダッシュからの投げ等で崩しを狙ってきたら暴れてこちらが先に動ける状況を作ることもできます。

基本的に攻め側が有利なゲームなので、ゴールまでたどり着いたらラッキー、崩されてもしょうがないくらいのモチベーションで守った方がメンタルに優しいと思います。

起き上がり

相手が起き攻めで、こちらが攻められる側のときに取れる行動は大きく分けて①遅らせ行動、②最速行動の二種類です。

①の遅らせ行動とは、一瞬ガードを挟んだあとにそのまま続けてガード、バクステ、ジャンプ、投げ抜け、暴れを選択する行動です。基本的にはこの遅らせ行動をメインにし、画面中央ではバクステ、画面端ではジャンプの割合を増やします。最初に挟むガードはフォルトレスディフェンスが理想です。

②の最速行動はガードを挟まず、起き上がり直後にすぐにバクステ、ジャンプ、投げ抜け、暴れを選択する行動です。相手の安定択である近S等の打撃重ねに一方的に負けてしまうため、使用割合としては①の遅らせ行動を優先します。尚、無敵技を使える場合はリバサ無敵技による最速暴れが選択肢に加わりますが、ハイリスクな行動に違いはないので安定して勝ち続けたければ多用は禁物です。

テンションゲージ

守りにおけるテンションゲージの主な使い道は、①フォルトレスディフェンス、②黄ロマンキャンセル、③無敵覚醒技になります。

基本的には①のフォルトレスディフェンスにゲージを使用します。フォルトレスディフェンスでガードすることができれば相手と大きく離れることができ、守り側の目的である相手との距離を取ることができます。

②について、黄ロマンキャンセルは強引にこちらのターンにできるものの、相手にガードされると大きな隙を晒すことになります。成功しても大幅有利が取れるわけでもなく、守りでテンションゲージを50%消費してしまうとその後の攻めが弱くなってしまうため、相手の攻めが強すぎてどうにもならないときの最終手段として狙うイメージです。

③について、いわゆる無敵ぶっぱです。相手の固めの隙を狙えると理想です。リバサでももちろん有効です。ガードされると確定反撃を受けるため原則避けたい行動ですが、リバサでヒットしたときの恩恵は大きいため相手との読み合いになります。

勝てないときの振り返り

大技ばかり使用していないか

多くのキャラはSやHSがリーチが長く、立ち回りで使用しやすい攻撃となっています。

これらの攻撃はリーチに優れる一方で、技の発生が遅く、攻撃後の硬直が長いという弱点を持っています。雑に使用してしまうと相手の後出しのけん制攻撃や発生の早い攻撃等で潰される危険性が高まります。特に相手との距離が近いときに使用するとPやKといった発生の早い攻撃に負ける可能性が高いです。

カウンターヒットをよく取られてしまい、大ダメージコンボで勝負を決められることが多いときは意識してみると良いと思います。

待ちに徹していないか

「ギルティギア-ストライブ-」は基本的に攻撃側が有利なゲームです。攻撃がガードされてもテンションゲージが回収できる上、防御側のリスクゲージを溜めることで次に攻撃を当てたときのダメージを増加させることができます。

防御側もリスクゲージが溜まることでテンションゲージが溜めやすくなるという恩恵はありますが、コンボダメージが高い本作でさらに被ダメージが増えるという状況はハイリスクです。

相手に一方的に攻められて負けていると感じる場合は、相手の動きを伺い過ぎて攻撃の先手を譲っていないか、自分から先に攻撃を当てに行くように動けているか、といったことを見直してみると良いかもしれません。

対戦攻略のまとめ

本記事では、「ギルティギア-ストライブ-」における対戦攻略について考察しました。

この記事は私がランクタワーの9階以上でまともに勝てなくなったときに考えてまとめた内容となります。自分の中でセオリーを持つことができれば、勝てた理由、負けた理由、それぞれが分かりやすくなり、次回以降の試合で活かして勝率を安定させやすくなると思います。

それでは。